脚本の裏話をお届けするセルフライナーノーツです。




▼第一話「混迷の夜」

一番最初の話ということで、一番気合いを入れて書きました。
プロットの段階で結構固めていたので、執筆時間は一番短いかもですね。

現実の場面から始まって、いつの間にか虚構に入って、最後のオチで
また現実に戻る、という話が書きたかったので、こういう雰囲気になりました。
一番ミステリーっぽいかな、と思いますが、どうかな…。

作中冒頭の勇志の動きは、この脚本を書いてる時の私です(笑)
弟に泣きついたら、「知らん。俺小説は西尾●新しか読まんから意見とかない」とばっさり。
おねーちゃんがこまってるのにひどい・・・。

最後のスーパーいちゃいちゃタイムは当初なかったんですが、
せっかく夫婦の二人芝居なのでいちゃいちゃしてもらった方がいいかなーと
思って追加しました。
後半までずっとシリアスな雰囲気なので、最後はほわっとして終わりたかったのも
あります。
とかいいつつ、実は私が二人の芝居を聞きたかっただけという噂も(笑)

タイトルは、全話に時間帯を示す単語が入るようにしたかったので、
こうなりました。
タイトルや固有名詞を決めるのが大変苦手なので、苦肉の策です。

個人的には、一番気に入っている話です。
5話分フルフルに使って、1話をやってもよかったかなと思ったりもしましたが、
私の技量では最後まで聞いていてもらえるようなテンションの話に仕上がるか
大変あやしいので(笑)、違う雰囲気が楽しめるオムニバスでよかったかな
と思っています。











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